古来より一宮川では、7月に玉前神社で行灯(あんどん)に火を灯(とも)し先祖の御霊(みたま)をお迎えし、8月の燈籠(とうろう)流しでお送りするという風習があります。
黄昏(たそがれ)の中、神職によって祝詞が奏上されたのち、故人の御霊(みたま)を鎮める雅楽が奉納されます。
川面(かわも)を流れる燈籠(とうろう)は在りし日の大切な人の面影だけではなく、忘れかけていた幼き日の風景も思い出させてくれます。
燈籠流し当日は「着物体験プログラム」として浴衣の着付けを実施しています。料金はクリーニング代の500円(税込み)のみでレンタルから着付けまで行ってくれます。この伝統行事に浴衣で参加してみてはいかがでしょうか。